国家文物局は北京市で14日、「考古中国」重大プロジェクト重要進捗ワークセッションを開き、陝西西安江村大墓など3件の重要考古学的成果を発表した。考古学者は西安市の東の郊外にある江村大墓の発掘調査を行い、一部の外蔵坑と陪葬墓の緊急発掘を行った。専門家はこのほど、江村大墓の「亜」の形状に基づき、出土した着衣陶俑や行政機関銅印章などの高レベル副葬品、及び「竇皇后陵」「薄太后陵」の位置関係を総合的に分析した。これまで漢文帝霸陵の所在地とされていた「鳳凰嘴」が単なる自然の黄土丘陵に過ぎず、新たに見つかった江村大墓こそが真の文帝霸陵であると判断した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年12月15日