2022年の元旦の連休(1月1-3日)が終了した。新年初の3連休中、周辺旅行や省内旅行などが依然として主流になった。冬季五輪が近づき、氷や雪をテーマとする氷雪旅行がブームを迎えた。
複数の旅行プラットフォームが発表した3連休中のデータによると、国内の感染対策常態化において、短距離の周辺旅行が依然として主流の選択肢となった。
携程のデータによると、予約全体に占める省内旅行の割合は6割弱だった(2020年の元旦連休中は5割弱)。連休初日、周辺旅行のチケット予約件数はすでに2020年の連休初日の264%を超えていた。
連休中の人気目的地は広東省、四川省、海南省、江西省、広西チワン族自治区。局地的な感染拡大の影響により、一部の伝統的な観光大省の連休中の旅行市場が振るわず、感染症の影響が少ない南方の省・直轄市の人気が上がった。
冬季五輪が近づくなか、冬をテーマとする旅行が盛り上がり、スキー、氷河観賞、温泉などのニッチなプランの人気が急上昇した。去哪児のビッグデータによると、北京南山スキー場の連休中の入場料が平日より倍に上がった。
北方のみならず、南方の観光客もスキーに熱心だった。成都西嶺雪山風景名勝区の予約は2日、上限に達した。達古氷河風景名勝区の2日の予約人数はすでに毎日の上限の延べ5000人に達した。去哪児のデータによると、今年の連休中には北大湖、松花湖、四川省アバなどのスキー場付近のレジャー型民宿・ホテルの予約も倍以上に増加した。
同程旅行のビッグデータによると、連休中に氷雪旅行関連のホテル及び観光地の予約が大幅に増加した。うちスキー場周辺のホテルの予約件数は140%増、スキー場のチケットの予約件数は110%増、氷雪世界関連の風景名勝区のチケットの予約件数は220%増。氷雪世界とスキーはいずれも、連休中の人気旅行テーマのトップ5に入った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年1月4日