トンガで噴火後、国内の妻に連絡が途絶えた夫から電話

中国網日本語版  |  2022-01-21

トンガで噴火後、国内の妻に連絡が途絶えた夫から電話。

タグ:トンガ 噴火

発信時間:2022-01-21 11:07:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 1月15日にトンガで火山が再び噴火した後、現地滞在中の広州市出身の男性である朱健雄さんと国内の妻との連絡が途絶え、ネットユーザーから心配された。在トンガ中国大使館は17日、朱さんの妻と連絡を取り、夫が無事であることを確認した。妻の李曼妮さん(仮名)は19日夜、ついに李さん本人から無事を告げる電話を受けた。

 

 李さんによると、朱さんはトンガで主に中国製品を販売するビジネスを手掛けている。

 

 15日、李さんの元に急に夫からメッセージが届いた。「火山が噴火し、津波が来る。私は今からすぐ空港に向かう」この最後の音声と共に、微信(WeChat)で3355元の振り込みを受けた。

 

 李さんは、「これはきっと夫の微信ウォレットのすべてのお金だと思った。残ったお金を私に残そうとしたのだろう。国内で私のお金が足りているかが最も気がかりだったのだ」と述べた。

 

 李さんはその後、夫と連絡がつかなくなった。李さんが絶望した時、急に広東省と広州市の海外事業担当者から電話を受けた。朱さんの行方を調べるため協力できる、朱さんの個人情報が必要とのことだった。

 

 李さんが資料を提出してからわずか2時間で、在トンガ中国大使館から衛星電話が入った。大使館が夫の無事を確認したとのことだった。

 

 李さんによると、電話をかけるのが困難な状況だったが、優先的にかけたと職員から聞き、感動したという。

 

 李さんは、「これほど短時間内に国内で1人の情報を取得し、通信が麻痺に陥っている外国でその人を見つけ、その安全を確認し、さらに私に無事を伝える。まさに中国のスピードだ。私は祖国に感謝しており、五星紅旗(中国国旗)の下で暮らせることを誇りに思っている。1人の中国人として、国の力強い後ろ盾があり安心できる」と述べた。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年1月21日

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