北京冬季五輪がもっともホットな話題になっている今、多くの人がその名を慕い、成都尖鋒人工芝四季スキー場を訪れている。普段の利用客は1日平均で60人余りだが、現在は毎日300人を超えるスキーヤーが集まる。この普通に見える人工芝スキー場では、谷愛凌選手や蘇翊鳴選手などの冬季五輪選手が練習を行ったことがある。最も忙しい時期は、毎日200人を超える国・省級ウィンタースポーツ選手が列を作った。
多くのウィンタースポーツ選手が成都に南下したのはなぜだろうか。
尖鋒人工芝四季スキー場の責任者である張魏氏は笑いながら、「このエノキタケのおかげだ」と語った。
エノキタケとは同スキー場の人工芝の呼び名だ。この雪に似せた材料は特殊なプラスチックを採用している。整然と並び、頭が丸々とし、それを支える指ほどの太さの首があり、エノキタケにそっくりだ。情報によると、エノキタケの触感、音、滑る感覚は本物の雪を90%再現できる。
このスポーツのハイテクのおかげで、南方でもウィンタースポーツを楽しめる人が増え、ウィンタースポーツの人口が大幅に増加している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年2月11日