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japanese.china.org.cn |18. 02. 2022

蘇翊鳴が金メダルを獲得した会場①サイバーパンクな風格で世界を魅了

タグ: 蘇翊鳴 ビッグエア首鋼 雪飛天
中国網日本語版  |  2022-02-18

 

 元宵節の2月15日、ビッグエア首鋼(雪飛天)で、中国人選手の蘇翊鳴が金メダルを獲得した。選手が空を飛ぶ時、工業用冷却塔が独特な背景となった。

 

 このサイバーパンクなスポーツの雰囲気は人々を驚かせた。多くの選手が「超クール」「バーチャルワールドやオンラインゲームの中にいるようだ」と称賛した。この「大きな煙突」は国内外のSNSで話題になった。

 

 廃棄されていた首鋼冷却塔が、冬季五輪をきっかけに再び熱くなった。日中はその景観で工業の雰囲気を演出する。内部は観客のチケット提示と安全検査のホールになっている。夜になると、ここでは彩り豊かなイルミネーションが上演される。ジャンプ台の下のスポーツ広場と観客エリアには、雰囲気を盛り上げる照明システムが特別に設置されている。

 

 工業とスポーツが織りなすおしゃれな感覚のほか、「雪飛天」はSF感も満載だ。例えば会場は太陽光発電、太陽光光ファイバー照明、ゼロ負圧給水システムなどの新技術を採用。景観道路には建築ゴミを焼却し作った再生透水レンガなどが使用された。至る所すべてがグリーンな五輪開催、節約型の五輪開催の理念を示している。ある海外メディアは、「冷却塔と鉄鋼施設を背景とするスキーの写真に違和感を覚える人もいるが、実際にはここは五輪運動に最も適した場所だ」と伝えた。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年2月18日