冬季五輪後、首鋼工業団地は一般開放され、観光及びスポーツの場となり、さらには大型コンサートが開催される。例えば「雪飛天」の建設当初よりコースに排水口が作られており、ウェイクサーフィンやターフスキーなどの会場にできる。IOCは公式サイトの記事の中で、「北京冬季五輪の最も偉大なる遺産の一つは、首鋼工業団地エリアの復興のけん引だ」と指摘した。
首鋼が冬季五輪組織委員会協力パートナーとなった調印式において、バッハ氏は原稿からそれる形で、「オリンピック運動は一国や一つの都市の発展と密接に関わっている。信じられないならば、ここに立ち周囲を眺めれば答えが見つかるだろう」と述べた。
高所恐怖症であるというバッハ氏は首鋼パーク第3溶鉱炉に上り、首鋼パークを見下ろした。「サステナビリティーについて話したければ、ここから見るだけでいい」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年2月18日