世界は現在、新型コロナウイルス感染拡大の第4波のピークを迎えており、10週連続で毎週1000万人超の新規感染者が報告されている。アジア地域は急増の傾向を呈しており、中国周辺の国と地域で1日あたり感染者の記録更新が続いている。中国に感染拡大が及ぶリスクが拡大を続けている。
国務院共同感染対策メカニズムが15日に開いた会見で、国家衛生健康委員会の米鋒報道官は、「このほど中国各地の各エリアで現地のクラスターが発生している。これは主にオミクロン株で、急速に感染拡大し、見つかりにくい。3月より感染発生の回数が大幅に増加しており、感染者数が急増している。波及範囲の拡大が続き、すでに28省に波及している」と述べた。
しかし専門家は分析・研究・判断を踏まえ、中国の現行の「動的ゼロコロナ」の全体方針と一連の感染対策が、オミクロン株への対応において依然として効果的と判断している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年3月17日