国務院共同感染対策メカニズムの19日の会見で、国務院共同感染対策メカニズム科学研究難関攻略チームワクチン研究開発専門班活動チーム長、国家衛生健康委員会科学技術発展センター長の鄭忠偉氏が、ワクチン研究開発の最新の進捗状況について説明した。要旨は下記の通り。
中国はすでに5本の技術ロードマップの臨床試験のフルカバーを実現している。現在すでに29種のワクチンが臨床試験に入っており、16種が域外で3期臨床試験を展開している。7種が使用条件付きもしくは緊急で承認されており、2種が世界保健機関の緊急使用リストに入っている。
既存の研究によると、オミクロン株は既存のワクチンを完全に回避していない。新型コロナワクチンの全過程の接種は依然として、オミクロン株による入院、重症化、死亡のリスクを効果的に減らすことができる。ブースター接種によりオミクロン株によるブレークスルー感染を効果的に減らすことができる。実際にオミクロン株及び以前の変異株の発生後、中国のワクチン研究開発チームは直ちに行動している。万が一への備えが基本原則だ。現在のところ、オミクロン株の1価及び多価ワクチンの研究開発に積極的な進展があり、進展が早いものについてはすでに臨床前の研究を完了している。現在は国家薬品・監督管理部門に臨床試験関連の申請資料を提出している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年3月21日