国務院共同感染対策メカニズムは22日午後、感染症の予防・抑制状況に関する会見を開いた。
国家衛生健康委員会感染対策指導チーム専門家チーム長の梁万年氏は、理論的には感染症の終息にはいくつかの前提があるとし、次のように説明した。
(一)ウイルスが変異するほど弱毒化し、症状が軽くなり、感染力が落ちる。人の健康への危害と命の脅威が少なくなる。これは最良のケースだ。
(二)ワクチンがより効果的になる。重症化と死亡を予防でき、かつ感染も防止できるようになる。重症化と死亡を予防する能力がさらに上がる。
(三)特効薬ができる。既存の効果的な薬のほか、より効果的な薬、さらには特効薬ができる。早い段階で感染を封じ込められる。
(四)各国の感染状況が落ち着き、外からもたらされる輸入症例への対応のプレッシャーが減る。
これらを総合すると、ウイルスそのもの、その危害の程度、我々が持つ武器と手段を総合することで初めて、我々のプランをいつ調整するか、いつ正常な生活に戻れるかについて議論できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年3月23日