国務院共同感染対策メカニズムが吉林省に派遣した医療救急治療チームの専門家が現地の状況を分析したところ、長期的に寝たきりになっている人や血液透析患者などの、基礎的条件が劣り免疫力の低い人の方が、新型コロナウイルスがより脅威となることが分かった。ひとたび感染対策を怠れば、脆弱な人々、特に基礎疾患を持ちワクチンを接種していない高齢者は大きなリスクに直面する。
同時に中国は人口が多く、救命救急診療の医療資源が相対的に不足している。国の関連部門の責任者はこのほど、予防に取り組まず治療だけに取り組めば、中国の医療体制は崩壊の危機に直面すると警鐘を鳴らした。
2年以上に渡る感染対策の実践はすでに、「早期発見・早期報告・早期隔離・早期治療」を堅持し、隔離・管理・封鎖管理・スクリーニングなどを中心とする措置をしっかり講じれば、オミクロン株による現地のクラスターに効果的に対応でき、「動的ゼロコロナ」という既定の方針を実現できることを十分に証明している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年4月13日