23日午後9時35分、168時間の試験運行・試験の完了により、遼寧紅沿河原発6号機が正式に商業運行の条件を備えた。これは東北地区初の原発、東北地区最大の電力エネルギー投資プロジェクトである遼寧紅沿河原発1・2期の原子炉計6基が全面的に稼働開始したことを意味する。設備容量は計671万kW超で、中国で稼働中のうち設備容量が最大の原発になった。
遼寧紅沿河原発の6基の年間発電量は480億kWhにのぼり、遼寧省全社会の電力消費量の約20%を占める。同等規模の石炭火力発電機と比べ、標準石炭の使用を約1452万トン、CO2の排出量を約3993万トン削減できる。これは10万8000ヘクタールの植林効果に相当する。
遼寧紅沿河原発は、全面的な商業運行後の新段階にクリーンエネルギーの強みを十分に発揮し、東北全面新興の応援、国家エネルギー安全保障、美しい中国の建設に貢献すると表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年6月24日