中国各地は連日、レベル別の医療サービス体制をさらに改善している。医療従事者は治療の需要を全力で満たし、患者が次々と快復し退院している。
北京市の観測によると、新型コロナウイルス感染者は現在持続的に減少し、全体的にすでに減少傾向が見られる。祝日中の医療保障を徹底するため、北京市は医療資源の配置・調節に取り組み、治療の需要を満たしている。北京同仁病院亦荘エリアでは近日、外来患者が以前より大幅に減少している。治療のため入院していた患者が続々と快復している。
これに伴い、北京市は双方向転院制度をさらに最適化している。80代の夏春生さんは治療を受け容態が安定し、転院ルートによりコミュニティ病院に移りリハビリ・治療を受けている。
四川大学華西病院で、覃徳華さん(102)と張元秀さん(101)が医療従事者の全力の治療により、このほど快復し退院した。
普汝明さん(67)は、雲南省昆明市晋寧区人民病院感染症科で治療を受ける1人目の重症患者だったが、医療チームの行き届いた治療により肺の感染が10日以内に目に見えて好転した。
急に発生した新型コロナウイルスに対応するため、病院は3年前に独立エリアに感染症科を設置し、かつ他省の支援のため何度も医療従事者を派遣した。これらの医療従事者は現在、院内感染予防、作業フロー、治療、薬品使用管理などの面で活躍している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年1月16日