消費者の8割が商品の過剰包装に反対

中国網日本語版  |  2023-03-31

消費者の8割が商品の過剰包装に反対。

タグ:商品 過剰包装

発信時間:2023-03-31 15:32:55 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   中国消費者協会が3月28日に発表した「商品過剰包装問題の研究と消費者認識調査報告」によると、消費者の80.7%が過剰包装に反対し、関連部門が基準を設定し、食用農産品、お茶、おもちゃ、ベビー用品、デジタル製品5種の商品の過剰包装を規制することへの支持率も高いことがわかった。


    中国消費者協会は2022年下半期に商品の過剰包装問題の研究と消費者認識調査を実施した。調査によると、消費者の51.4%が過剰包装が多いと感じ、34.3%が過剰包装された商品を購入したことがあると回答。過剰包装された商品を購入したことがある消費者のうち、71.3%人が騙されたとような感覚になり、過剰包装には詐欺性が存在し、消費行為をミスリードし、消費者の知る権利を深刻的に侵害していると感じた。また、消費者の43.5%が「過剰包装であることを知りながら、ほかの選択がなく仕方なく購入した」とし。過剰包装は消費者に不必要な包装コストを負担させ、消費者の選択と公平な取引の権利を侵害していると示した。


    消費者は、過剰包装問題がある商品は大型デパート、スーパー、ブランドECなどに集中し、贅沢品、月餅、サプリメント、お茶、化粧品で過剰包装の割合が高いというイメージを持っている。データによると、消費者の詐欺式の過剰包装に対する権利保護意識がは強いが、実際に行動を起こすことは少なく、過剰包装された商品を購入した消費者のうち、クレームを訴えたの消費者はわずか14.7%で、そのうち69.5%が権利保護の過程と結果に満足したと示した。


    消費者協会は、商品の過剰包装を改善するには、消費者の商品の過剰包装に対する認識の盲点と自己判断の難しさに目を向け、消費者への教育と宣伝を強化する必要があると考える。同協会は、消費者は商品の過剰包装を正確に判断することが難しいため、商品パッケージに空間容積率を表示するなどして認識を高め、消費者は主観的基準と新しい基準で判断し、商品の包装数と空間容積率、コストの割合を規制することを提言した。


    中国消費者協会は、基準を設定する関連部門に消費者に対して商品カテゴリごとに包装効能の要求を伝え、企業に消費者側の選択と商品の特徴に基づいて包装を最適化するよう促した。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年3月31日

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