スケートボード、ブレイキン、ボルダリング、サーフィンなどのオリンピック新種目は国際オリンピック委員会(IOC)に重視され、近い将来、新興都市の大会がオリンピックの注目点になることが予想される。
IOCは20日、国際連合人間居住計画(ハビタット)と新たな協力協定に調印したと発表した。都市のスポーツの発展を促し、スポーツの都市の持続可能な発展と生活水準向上における重要性を示すことがねらい。IOCは近年、スポーツの持続可能な発展を主な内容とした『オリンピック・アジェンダ2020』や『オリンピック・アジェンダ2020+5』などの計画を打ち出している。
東京オリンピック以降、新種目はより注目されるようになった。最初は開催国の一時的な考えにすぎず、オリンピックへの根本的な影響はないと見られたが、これらの新種目の浸透、およびIOCの推進に伴い、現代のオリンピック競技に巨大な変革が生じている。スポーツは国際情勢とつながり、持続可能な発展や男女平等、都市化などの社会問題とオリンピックの関係も強まっている。IOCもオリンピック競技の重要な社会属性に目を向け、社会変革に取り組むようになり、新興都市のスポーツ競技は自然とIOCの注目点となり、オリンピックも私たちの生活に欠かせないものになっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年10月3日