文化・観光部(省)が9月30日に発表した情報によると、今年の中秋節(旧暦8月15日、今年は9月29日)と国慶節(建国記念日、10月1日)に合わせて8連休となる9月29日から10月6日までの間に、中国全土の国内観光客数は前年同期比86%増の延べ8億9600万人、国内観光収入は同138%増の7825億元に上る見込みだ。
予測では、今年の8連休には、長江デルタ地域と珠江デルタ地域における上海や蘇州といった人気観光都市のように文化旅行市場が爆発的な伸びを示す見込みで、ホテルと航空券の予約件数はすでに前年同期の少なくとも5倍増加したという。多くの都市が観光市場での商品供給力を拡大しており、特に都市部の特徴的な観光レジャーエリアは、都市の内需拡大と消費を促進する重要なエンジンであるだけでなく、その都市の文化やイメージを伝える重要な窓口にもなっている。
中国のオンライン旅行予約プラットフォームの飛猪(フリギー)のデータを見ると、8連休初日の9月29日の時点で、国内観光旅行の規模はすでに2019年同期を上回り、航空券やホテルの前年同期比成長率は2桁以上に達し、景勝地の入場券予約件数は今年の「メーデー」(5月1日)連休初日のピークよりも多くなったことがわかる。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年10月2日