フランスの学生は外国語を学習する。多くの人はドイツ語を選び、成績優秀な人が自分に挑戦しようと中国語を選ぶ。ミン=ディ・タン在シンガポール仏大使はその一人だ。
タン氏はベトナム系フランス人で、中国語と中国文化に興味を持ち、高校時代から中国語の学習を始めた。タン氏は経済学の学士・修士学位と、中国語及び文化の学士学位を持つ。「中国語をマスターすれば、一つの文化を直接理解できる。他人の通訳を必要としなければ、この文化と直接つながれる」
石川浩司在シンガポール日本大使は卒業後に外務省に入り、中国で中国語を学ぶ機会を手にした。石川氏は留学生活の各方面で、中華文化への理解と熱意を深めた。「教科書で中国語を学ぶだけでなく、中国の教員や学生と近距離で交流できる。例えば共に旅行し料理をすることなどで、自然とより多くのことを学んだ」
石川氏は何度も北京に派遣されたことがある。日本語と英語しかできない同僚よりも、流暢に中国語を話し中国の当局者や一般人と交流でき、意思疎通の壁が減り理解を促進できるという。
英国高等弁務官事務所の外交官であるステュアート・ブラウン氏も広東語と中国共通語を流暢に話し、中国語版の「三国演義」を好むという。「中国人もこの本を読んでおり、思想や行為の面でその影響を受けると思われる。私は三国演義を読むことで、中国人とその考え方をより良く理解できる」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年12月27日
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