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故郷の発展は魅力的、若者の7割が肯定

中国網日本語版  |  2024-06-28

故郷の発展は魅力的、若者の7割が肯定。

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発信時間:2024-06-28 14:47:49 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「故郷」の意義は人によって異なる。個人の発展を求めるため故郷を離れる人がいればUターンする人もいる。またその間でバランスを取り、故郷から近い地域での発展を選ぶ人もいる。中国の地域協調発展の持続的な推進に伴い、各地の地理的な強みが顕在化している。

中国青年報社社会調査センターと問巻網がこのほど、1500人の若者を対象に行った調査によると、「故郷が所属する地域の発展は自分にとって魅力的」は70.4%にのぼった。

北京交通大学の3年生の馮静さんの故郷は甘粛省蘭州市だ。北京の大学に上がった後、大都市の魅力を実感してはいるが、生活のプレッシャーが少ない故郷の環境の方を好んでいる。「良い就職のチャンスがあれば故郷で発展したい」「誰もが自分の故郷がより良く発展することに期待している」馮さんは、地域発展において産業の強みをさらに強化し、若者により友好的になることができれば、故郷で頑張ろうとする若者をより多く集められると感じている。

調査によると、回答者は東北地区及び西部地区の魅力について、いずれも「住宅価格や物価などの生活費が低め」を選んだ。

清華大学の博士課程を昨年修了した葉彦雷さんは安徽省蕪湖市での発展を選んだ。「中部地区は近年、科学技術イノベーションと産業高度化に持続的に取り組んでいる。例えば私がいる蕪湖は産業の特色が鮮明で、産業体制が比較的整備されており、国内外をリードする一連の企業がある。例えば現地は航空産業パークの設立と良い政策の発表を通じ、低空経済と汎用航空産業の発展に重要なサポートを提供した」

量子計算チップ安徽省重点実験室副主任の賈志竜博士は、合肥市で生活を始めてもうすぐ10年になり、合肥の産業発展と都市建設を深く実感している。合肥の科学研究の実力は全国でも上位で、特に量子業界では全国の先頭を走っている。また合肥は交通の便が非常に良く、産業発展に重要な基礎を提供している。各種生産要素が効率的かつスムーズに流動し、大学間及び産業チェーン企業間の交流が緊密だという。

調査によると、中部地区の強みについては「人工知能や新エネなどの新興産業の発展がスムーズ」が47.7%、「科学教育資源が集まり、科学研究のイノベーション力が高い」が44.0%だった。

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