清華大学が主催する第4回世界ヘルスフォーラムが11月2日、北京市で開幕した。テーマは「AIが健康な未来をスマートリード」。
2日間の活動に18の国と地域から200人以上の専門家、政治家、国際組織指導者、業界関係者が集まり、経験をシェアし、未来を展望し、AIの潜在力をどのように最大限に発揮し、公共衛生事業の革新的発展を推し進め、世界の健康レベルを向上させ、よりよい未来を構築するかを話し合った。
開会式で、中国紅十字会の何維会長は、中国はAIとITの整合で進展を遂げ、「スマート+遠隔」医療という方法を通し、農村部で質の高い医療サービスを受けられるチャンスを増やしたと強調した。
清華大学党委員会書記・中国科学院院士の邱勇氏は、清華大学がAI研究の推進、およびAIの健康と福祉の面における作用の促進に力を入れてきたことを強調した。また邱勇氏は、大学は人材育成と技術革新を通して健康と社会の進歩に貢献する責任があると強調。
世界ヘルスフォーラムは清華大学が2021年に発起し、国連の持続可能な開発のための2030アジェンダと人類の健康共同体の構築のビジョンに従い、対話促進、学術交流促進、グローバル保健ガバナンス能力の構築の強化を目的としている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年11月4日