――人工衛星 最初の人工衛星「東方紅1号」を打ち上げた1970年4月から2000年末までに、中国は合わせて75個の衛星を打ち上げ、そのうち、中国が独自に開発、製造した衛星は48、国外のユーザーのために打ち上げた商業用衛星は27となっている。第10次5カ年計画期(2001年~2005年)における中国の衛星打ち上げは、これまでの30年間の衛星打ち上げ総数の半分となり、通信衛星、ナビゲーション衛星、気象衛星、資源遠隔探査衛星、宇宙探測衛星など15種類のものが含まれている。
――運搬ロケット 中国が独自で開発した「長征」運搬ロケットは、12のシリーズがあり、近地軌道、地球静止軌道、太陽静止軌道の衛星と宇宙飛行船を打ち上げることができ、成功率は90%以上に達し、今後は新型運搬ロケットシリーズの開発に力を入れることになっている。2005年末現在、「長征」シリーズの運搬ロケットは合計88回の打ち上げが行われ、1996年10月以降連続して46回打ち上げに成功している。中国が独自で建設した酒泉、西昌、太原の三つの衛星打ち上げセンターは、世界でもよく知られる宇宙飛行打ち上げ施設となっている。
「チャイナネット」2006年12月20日