新聞出版総署、北京市人民政府、国際雑誌連盟(FIPP)が主催した第36回世界雑誌大会が14日、北京で開幕した。
今回の世界雑誌大会は、中国の雑誌業界が初めて催す大型国際会議で、テーマは「雑誌が世界を豊かにする」。2日間の会期中、世界45の国と地区から雑誌出版業界の代表1千人以上が集まり、「従来の雑誌デジタル化発展戦略」や「商業と専門雑誌:従来の出版業からマルチメディアへの転換」などの議題をめぐり議論が進められた。
日本雑誌協会も50人以上の代表団を派遣し、講談社や婦人の友社、光友社など有名な雑誌社15社が参加した。日本雑誌協会の村松邦彦理事長は記者のインタビューに対し、「中国の雑誌業界は急速に発展しており、世界の注目を集めている。日中間の雑誌業界の交流はきっと両国の経済、社会、文化の交流に重要な役割を果たすだろう」と語った。