第10期全国人民代表大会第5回会議では、3月16日午前、物権法が高い得票率で採択され、2007年10月1日から施行されることとなった。専門家たちは、この法律の採択は中国の法制度整備プロセスにおいて、一里塚の意義を持つものであると評価している。公有財産と私有財産に対して平等に保護することが、ついにこの法律の中で明確に規定された。
同会議では企業所得税法も採択され、2008年1月1日から施行されることにとなった。これにより、国内企業の所得税と外資系企業の所得税率が「一本化」され、公平な競争の市場原則に合うことになる。そして今後、中国の外資利用を高いレベルに導くだろう。