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農村に残された高齢者と子供たち 生活状況の改善を
発信時間: 2007-11-14 | チャイナネット

国家人口・計画生育委員会の張維慶主任は12日、「全国農村人口・計画生育工作会議」に出席し、都市化の進展と農村労働力の都市への移動によって、農村に残された高齢者と子供の生活状況が大きな社会問題となっていると述べた。

中国の農村に占める65歳以上の高齢者の人口は9.6%で、都市の8.5%を超える水準にある。一部の農村では、高齢者の生活に保障となる当てがなく、世話をするのに頼りとなるより所もない。高齢者のうち特に年齢の高いグループは、体も弱く病気がちで、生活状況が危ぶまれる。農村の高齢者のうち39.3%が比較的貧困で、45.3%が生活に保障がないと感じている。

両親が農村に不在の14歳以下の子供は2000万人を超えている。これらの子供たちは長期にわたって両親の保護や世話を受けておらず、心身の健康や生活の安全が十分に確保されていない状態だ。

「人民網日本語版」2007年11月14日

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