ロンドン五輪 陸・海・空警備に10万人を配備

ロンドン五輪 陸・海・空警備に10万人を配備。 ロンドン五輪開幕まであと1カ月となったが、ロンドンの街並みはまだ静かな佇まいで、もうすぐここでオリンピックが開かれるとは信じ難い…

タグ: ロンドン五輪,警備

発信時間: 2012-06-28 16:24:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

ロンドン五輪組織委員会は、「オリンピックでは2通りのテロ攻撃の可能性が考えられる。一つは米国9.11事件のような上空からの攻撃、もう一つはオリンピック公園付近での小型目標物を対象とした攻撃だ」との見方を示している。五輪開催中、ロンドンの上空では3層の警備態勢が敷かれる。英国空軍戦闘機「タイフーン」が最前線任務を担当、同じく空軍のヘリコプターがオリンピック公園の上空でパトロールを行う。空軍ヘリが不審な航空機を発見した場合は、ヘリコプターに乗務している狙撃手が命令を受けて不審機のパイロットを射撃、ロンドンの6カ所に配備された対空ミサイルが不審機に向けて発射される。テロ攻撃が水上で発生した場合は、英国王室海軍が全面的に対応する。ヘリコプター揚陸艦「オーシャン」と多くの小型護衛艦がテムズ川で大規模な合同演習を終了させた。また、王室海軍は、海上の安全確保に向け、セイリング競技会場のウェイマス・アンド・ポートランドにドック型揚陸艦「ブルワーク」を配備する。

地上からのテロ対策は、警備員7500人の手に委ねられる。彼らは、五輪組織委員会による五輪施設警備態勢に組み込まれ、施設に入場する観客に対するセキュリティーチェックなどを行う。このほか、約1千人で構成される緊急対応チームが、緊急時に現場に駆け付け、会場内の広範囲にわたる捜索業務などにあたる。また、テロリストに付け入る隙を与えないよう、オリンピック公園近くにあるロンドン最大のウエストフィールド・ロンドンショッピングセンター(Westfield London)に商品を運ぶトラックに対し、厳しい荷物検査を実施する。

「人民網日本語版」2012年6月28日

 

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