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2007年の流行語(一)
発信時間: 2007-12-20 | チャイナネット
  残すところわずかとなった2007年も、中国では流行語や新語が生活の中で飛び交った。これらの言葉は、国の政治、経済、社会の進歩と変化を映している。

  (1)嫦娥

  中国古代の伝説に、「嫦娥」という女性が月に昇る話がある。今年はその神話が現実となり、中国の宇宙開発事業は人工衛星、有人宇宙飛行に続き、月探査衛星「嫦娥一号」の打ち上げに成功した。
 
(2)南京 

  南京大虐殺から70周年記念にあたる今年は、この事件をテーマにした映画が米国など世界で多く制作・公開され、国際社会によりはっきりと歴史の真の姿を伝えた。 

  (3)動車組


  今年の旧正月帰省ラッシュでは、鉄道の上海―寧波、上海―杭州線などで中国の独自開発による新型高速列車「動車組」が初導入された。4月の全国鉄道高速化で各沿海都市間線にこの時速200キロの列車が行き渡り、中国の人々は得意気に、中国の「弾丸」と呼んだりもした。
 
 
(4)財産性収入

  今年は日本でいう資産性所得に当たる「財産性収入」という言葉が、中国共産党の全国代表大会レポートに初めて記された。株や基金に投資する人の増加、不動産、収蔵品などの値上がりが、一般市民にも財テクの意識を目覚めさせたことで、国民の資産構造が変化しつつある。
 
(5)生態文明

  中国語で「生態」は、自然やエコロジーといった意味を広く含有する。今年は中国共産党第17回全国代表大会の政治レポートに、「生態文明」という言葉が初めて記された。経済発展と同時に、環境や資源の保護をかつてないほど高く位置付ける共産党の姿勢を示している。より合理的な発展が、ここに始まろうとしている。



  「人民網日本語版」2007年12月20日

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