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2007年中国経済の8つのキーワード(4)
発信時間: 2007-12-12 | チャイナネット

キーワード7:内外企業所得税の一本化

3月19日、『中華人民共和国企業所得税法』が第10期全国人民代表大会第5回会議で採択された。これにより外資系企業、国内企業に適用される所得税税率は25%に一本化された。

3月19日、『中華人民共和国企業所得税法』が第10期全国人民代表大会第5回会議で採択された。新しい『企業所得税法』は来年施行され、外資系企業、国内企業に適用される所得税税率は25%に一本化され、国内企業の所得税負担は軽減する一方で、外資系企業の税負担は大きくなる。

ゴールドマン・サックス(アジア)有限会社中国部門のチーフエコノミストの梁紅氏は、内外資企業所得税税率の一本化により、国内企業と外資系企業の平等な競争が実現し、現在中国に存在する「偽装外資」などの政策の抜け穴を利用した投機的行為の減少にプラスとなると指摘した。

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