中国の青年人口が2000年から2005年にかけて徐々に減少していることが、中国青少年研究センターと中国人民大学の人口と発展研究センターが先日発表した「現代中国青年人口発展状況研究報告」でわかった。
2005年の全国1%人口サンプル調査によると、14~29歳の青年は2億9400万人で総人口の23%、うち男性が1億4720万人、女性が1億4680万人で性比は100.25。14~35歳は4億2970万人で総人口の34%、うち男性2億1390万人、女性2億1580万人で性比は99.15。14~29歳の人口は2000年が3億3800万人、2005年の2億9400万人と比べ、5年間で4400万人減少。14~35歳だと、2000年が4億9100万人、2005年が4億2970万人で、6100万人と一層の減少を見せている。
総人口に占める青年の割合も年々下がっている。2000年から2005年までに14~29歳の青年の割合は27.2%から22.9%に減少、14歳から35歳の割合も39.5%から33.5%に減少した。死亡などを考慮しない場合、これは実質的に1960年代から1990年代までの中国における出生率の明らかな低下を反映したものと考えられる。
「人民網日本語版」2007年12月24日 |