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クリスマス 在中外国人はどう過ごす?
発信時間: 2007-12-25 | チャイナネット

○お祭り騒ぎのイヴ

「中国にあるバーやクラブが好きでよく行くわ。イヴの夜にはダンスホールで一晩中踊り狂うつもりよ!」と、北京語言文化大学のロシア人留学生・サニヤさんが語る。

サニヤさんは中国滞在2年。昨年のクリスマスイヴには、友人たちと一緒にバーでお祭り騒ぎして一晩中楽しんだ。「ロシアでクリスマスを過ごすときは、こんなにはしゃいだりしたことないわ。ラテンのリズムに合わせて憑かれたように踊ると、外の世界が嘘みたいに思えてくるの。今年のイヴの夜もバーでお祭り騒ぎして楽しむつもりよ」

外国人留学生の多くがドンちゃん騒ぎしてクリスマスを過ごしている。帰国できないメンバーが集まり、自国では味わったことのない気楽で愉快な一夜を過ごす。北京の多くのバーやクラブが、若者に楽しんでもらうために、それぞれ趣向を凝らしてこの聖なるお祭りのムードをかもしだしている。

○友人との晩餐

お祭り騒ぎのほか、教会のミサに参加したり、家族や友人たちと晩餐を共にし、穏やかで楽しい聖夜を過ごしたりする外国人が多い。

スウェーデン出身のハオリナさんは、「数人の友人たちと一緒に食事をする予定です。相手に喜んでもらえるようなプレゼントも用意してあります。スウェーデンでクリスマスを過ごすときは、家で家族や親類達とクリスマスの料理を囲みます。今年は帰国できないのですが特に寂しいとは思いません。私には多くの中国人の友人がいます。よく彼女らと街に出たり、食事をしたりします。彼女たちと一緒に過ごすクリスマスも素敵だと思います」と述べている。

フランス出身の長安クラブ総経理・唐百川(中文名)さんは、「場所がどこであれ、友人たちと一緒にいれば楽しい聖夜となる」と述べる。彼はすでに、出身国もバラバラの友人たちと共にターキーを食べることを約束したそうだ。

○中国文化を会得

中国に住む外国人は、クリスマスが近づくと、中国人達の暖かい気遣いを感じる人が多い。北京師範大学外国語学院の学生たちは早々にクリスマスパーティの準備を始め、同大学で働く外国籍の教師すべてに招待状を出した。学生たちは、クリスマスツリーやイルミネーションの飾り付けをし、英語劇を披露し、一人ひとりにささやかなプレゼントと祝福の言葉を用意した。

クリスマスは、中国に住む外国人にとって中外文化交流の一環となることが多い。都市住民区で行なうクリスマス活動のテーマを「中国文化節」と定めているところも多い。手工芸の才能のある人は外国人に、切り絵、中国結び、茶道を教え、自分の作品を彼らの部屋に飾るようプレゼントする人もいる。スイス出身のロミーは、「もともと中国文化は好きだし、中華料理も好き。スイスにいたときにも、よく家族を伴って中華料理を食べに行ったよ。中国に来てからは毎日のように食べているし、今年のクリスマスも中華料理を食べに行くつもりだ」と述べている。

「人民網日本語版」2007年12月25日

 

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