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住民の平均寿命は71.4歳から73.0歳に、乳児死亡率は15.3‰に |
発信時間: 2008-01-07 | チャイナネット |
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中国衛生部は、2003年から2007年の中国衛生発展状況ダイジェストを公表し、2003年以降、中国の衛生事業が急速に発展したことで、都市部と農村部住民の健康状況が改善されたことが明らかになった。 中国住民の平均寿命は71.4歳から73.0歳に 中国の平均寿命は、2000年の71.4歳から2005年の73.0歳に上がり、幼児の死亡率は2003年の25.5‰から2007年には15.3‰に、産婦の死亡率は2003年の10万人中51.3人から、2007年の36.6人に減少した。 衛生事業は2003年から2007年にかけて急速に発展し、全国衛生機関の数は2007年末までに31万5千カ所、2003年より2万4千カ所増加した。千人あたりの医者(助手)は、2003年の1.48人から2007年には1.56人に増え、登録看護婦は千人あたり1.00人から1.12人に増加した。 衛生に関する総費用が次第に増加し、GDPに占める比率が減少 2003年から衛生に関する総費用や1人あたりの衛生費が増加し、GDPに占める比率が減少している。2003年から2006年、政府による衛生支出は1.0ポイント、社会の衛生支出は5.5ポイント、個人による衛生支出は6.5ポイントそれぞれ増加した。2007年の衛生の総費用は、GDPの4.82%である1兆488億元で、1人あたりの衛生費用は781元だった。 衛生部:入院患者の1人当たりの医療費が昨年に比べて355元増(同7.9%増) 2007年の物価が大きく上昇するにつれ、患者の医療費や薬代も上がり続けている。外来患者の1人当たりの医療費は、昨年より2.8元増の128.7元(同2.2%増)で、入院患者1人当たりの医療費も昨年に比べ355.9元増の4874.8元(同7.9%増)だった。物価の要素を除いて、外来患者の1人当たりの医療費は2.9元少なくなり、入院患者の1人当たりの医療費は141.5元増加した。 2003年以降、医療費に占める薬代の割合が下がり続け、外来患者の薬代は2003年の55.6%から2007年の50.8%に減少し、入院患者は44.3%から42.3%に下がった。 公共衛生サービスシステムの整備を強化 この5年、中国は公共衛生サービスシステムの整備を強化し、伝染病やエイズ、結核、B型肝炎、住血吸虫病などの防止や管理の能力を向上させている。中央財政部門は2006年から2007年までに、エイズの予防と治療に18億元を投じ、2007年11月末までに抗ウイルス治療を受けたエイズ患者はあわせて3.9万人に上った。 2007年9月末までに、新しいタイプの農村協同医療制度を着実に推し進めた全国の県(市・区)の数は2248で、農村部の住民7億3千万人をカバーしている。また2007年1月から9月までに、医療基金の累計支出は220億3千万元になり、2億6千万人がその恩恵を受けた。都市部住民基本医療保険の試みが79の都市で実施され、今後この保険に入る人たちは3000万人になると見込まれている。 「チャイナネット」2008年1月7日 |
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