▽職業プランナー

仕事の内容：求職者の職業選択や就職、雇用単位の人材選考・採用に当たり、コンサルティング、指導、サポートを提供する。関連する業務の範囲は、労働保障システムをはじめとして、人材市場、情報レファレンス、職業紹介機関、学校、企業など多くの部門に及ぶ。

今後の展望：現在、全国には約50の職業コンサルタント機関、約2千の職業指導センター、1万8千の職業紹介所があるが、そこで働く人で職業プランナー資格をもつ人は500人にも満たず、職業指導師の資格をもつ人も1万人前後にとどまる。

▽ヨガトレーナー

仕事の内容：ヨガはインドを起源とし、体内の呼吸を整え、体を強靱にすることで健康を目指すというものだ。ヨガトレーナーはさまざまなポーズをマスターし、呼吸法を体得すると、人にトレーニングを施せるようになる。

今後の展望：現代人の健康の概念が変化したことを受けて、全国津々浦々に雨後の竹の子のようにさまざまなスポーツセンターが誕生した。ヨガ道場は数年前に誕生した新興産業だが、今ではどのスポーツセンターにもヨガのクラスがある。ヨガトレーナーの市場での展望は明るい。

▽少数言語ガイド

仕事の内容：中国が世界に門戸を開いたことに伴い、大手旅行会社ではさまざまなニーズに対応するために、英語以外の言語も求めるようになってきた。現在、最も求められている人材は、スペイン語、ロシア語、ポルトガル語の通訳で、月給は5千元を下らないという。

今後の展望：まもなく開催される北京五輪や2010年の上海万博では、少数言語の人材ニーズが高まり、彼らに新たなステージが用意されることになる。ガイドだけでなく、五輪関連の専門職に就く道もある。

「人民網日本語版」2008年1月31日