しゃれた衣服に身を包んだペットたちの姿はもう、中国でも珍しいものではなくなってきている。服の見栄えを競うのは子供たちだけの特権ではないようだ。「毎日新報」が伝えた。

  天津市河西区のペットショップの壁には、色とりどりのペット用衣類が陳列されている。デザインもさまざまで、中国式の綿入り上着、毛糸のセーターから、カウボーイ風のマントなど変わり種もある。ペット用衣類のセットが最も売れるのが春節（旧正月）。既製服であれオーダーメードの服であれ、春節にはペットに良い服を着せたいという「飼い主心」がうかがえる。帽子と靴を合わせたセットは100元以上と安くないが、春節期間中はペットショップ1店あたり平均100枚以上の売り上げがあるという。 

  「人民網日本語版」2008年2月15日