中国国際展覧センターで16、17の両日、北京外企人力資源服務有限公司(FESCO)と北京市人材サービスセンターによる「2008年春季人材招聘会」が開催された。中でも関心の高かったのは、例年通り「外国企業人材招聘会」。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
FESCOのブランド力で、世界各国から多数の有名企業が参加。総数は計100社余りを数えた。シーメンス、東芝、ABB、フィリップス、ノキア、モトローラ、トヨタ自動車、キャノン、NEC、ソニー・エリクソン、エマーソン、北大方正、捜狐、路通世紀(ロイター)、香港上海匯豊銀行(HSBC)、スタンダード・チャータード銀行など有名な多国籍企業が顔を揃え、外資系企業の割合は95%以上に達した。
大企業が軒を連ねた過去の招聘会と比べ、今回は招聘会の名に惹かれて参加した新しい企業も多かった。英国のロンドン開発公社の北京事務所、北京京港地鉄有限公司なども初めて参加。このほか、招聘会の場を借りて手の空いた人材を企業PRに引きつけ、ブランドイメージを向上させようと、30社近くが100余りのブースで趣向を凝らした展示を行った。
業種別に見ると、ハイテク企業が主役だった昨年と比べ、今年は製造業が40社近くで首位に立ち、サービス業と小売業が2位、IT企業が3位に続いた。このほか設計・コンサルタント・人材企業、貿易・代理業、銀行・保険機関からも参加があった。
「人民網日本語版」2008年2月18日
|