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2007年の流行語 「干物女」や「楽活族」が上位に
発信時間: 2008-02-21 | チャイナネット

「広州日報」がこのほど2007年に新しく出てきた、人々の生活を映し出した用語を集めて、次のとおりに発表した。

(1)干物女

干しシイタケや干し貝柱のように乾ききった女性のことを指す。年は若いが、すでに恋愛を放棄し、何に付けても「気楽が一番」と考えている。ネット生活から離れられず、長い間インターネットができないと気が狂いそうになる。食事も普段は台所で立って食べ、休日はノーメイク、ノーブラの生活だ。これは日本の漫画「ホタルノヒカリ」の主人公・雨宮蛍(27歳)の状態を表した用語であるが、多くの若い女性の生活を映し出している。

「干物女」と同じ意味で、男性版の「宅男」という用語もある。

(2)晒客

Shareの音訳であり、ネット上で自分の事細かな私生活をさらけ出す人のことを指す。2007年は、給与明細をネット上で公開することが大流行し、特に国有の大型企業の給与明細が注目された。

(3)基民

2年前なら「基金(中国語読み:チーチン。ファンド)を買いに行くんだ」と言っても、ほとんどの人が「鶏精(中国語読み:チーチン。鶏がらスープの素)」だと誤解しただろう。だが、2007年には全国の国民が、株式やファンドのデイトレーダーになってしまっている。

(4)楽活族

ロハスピープルのこと。地球環境や自分の健康に関心を持ち、新たなエコ生活を始めている。健康食品や有機野菜を食べ、天然素材の衣服を着、中古品を買い、自動車に乗らず、ヨガで身体を鍛え、ヒーリング音楽を聴く。また、消費生活や衣食住における生活を通じて、心を豊かにし、健康を保とうとする。このような生活を取り入れた人は、「楽活族」と自称する。

(5)白奴

白領奴隷の略称。住宅・車・贅沢品など各種ローンの資金繰りに苦しみ、理想を実現するために努力するホワイトカラーのこと。

(6)亜婚姻

「亜健康(健康と病気の中間の状態)」の「亜」の意味とは異なり、配偶者や交際相手はいるが、心や体は自由な人々のこと。「80後」(1980年代に生まれた世代のこと)の責任感に欠ける現れだという人もいる。

「人民網日本語版」2008年2月20日

 

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