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中国家庭の性教育に大きな欠陥 話し合い不足が顕著
発信時間: 2008-02-28 | チャイナネット

全国婦女聯合会が27日に発表した調査で、中国家庭の性教育に深刻な欠陥があることがわかった。「新華網」が伝えた。

全国婦聯が昨年、全国の未成年者の家庭教育状況について行ったサンプル調査によると、「セクハラに遭ったらどうするか」という問題について子供たちと「話し合ったことがない」という保護者は54%にのぼり、「少しだけ話したことがある」のは29.5%だった。また「思春期の体の変化にどう対応するか」という問題について子供たちと「話し合ったことがない」という保護者は41.6%で、「少しだけ話したことがある」のは39.5%だった。

思春期の体の変化を迎えた子供たちは、「どうすればいいかわからない」、「両親がそばにおらず孤立無援だ」といった感覚に陥りがちだ。思春期の体の変化を「怖い」と感じる生徒の割合は、女子生徒の方が男子生徒より10%多かった。

「人民網日本語版」2008年2月28日

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