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三峡ダムの船の航行用水門、濃霧のため37時間閉鎖
発信時間: 2008-03-18 | チャイナネット

三峡ダム一帯に15日、濃霧が発生したため、午後10時40分から17日午前11時30分まで、船の航行用の2ヶ所の五段水門が閉鎖された。閉鎖時間は37時間に及んだ。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

長江三峡通航管理局によると、今年の春に入って、三峡ダム一帯に2度もの濃霧が発生している。15日は、雨が降り続き、最高気温が再び20度前後まで上がり、今回の濃霧を発生させることになった。

15日午後10時40分には、視界が500メートル以下となり、同管理局は速やかに対策を取り、船の航行用の五段水門を閉鎖した。同管理局通航指揮センターの施恵麗主任によると、船の航行用水門を閉鎖した際、南側水門の下流に向かう3水門、北側水門の上流に向かう2水門内に、船舶が停留した状態。

閉鎖している間に、計38隻の船舶が、ダムの航行用水門内に閉じ込められたままになっている。うち5隻が客船で、乗船客は500人以上にのぼっている。

17日午前11時30分には、視界は運行基準をクリアしたため、同管理局は水門の閉鎖を解除し、運行再開と決定した。17日午後1時ごろ、閉じ込められた乗船客も全員旅に立った。

「人民網日本語版」2008年3月17日

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