ホーム>>社会>>社会ニュース
甘南の「暴行・破壊・略奪・放火」事件で94人が負傷
発信時間: 2008-03-24 | チャイナネット

甘粛省甘南チベット族自治州政府によると、3月14日から甘南で起こった「暴行・破壊・略奪・放火」事件で、合わせて94人の公安や武装警察、民衆が負傷した。

統計データによると、14日から起こった事件で、この州の瑪曲、夏河、碌曲、卓尼、合作などの県では、2億3000万元の公私財産が損失し、その中でも瑪曲県は1億元を超えて最も被害が大きかった。

不法な分子が「暴行・破壊・略奪・放火」を行い、公安、武装警察や民衆の94人が負傷した。負傷者は公安64人、武装警察27人、幹部2人、民衆1人で、重傷者は公安6人、武装警察4人だった。

事件後、夏河県の町では、道沿いの多くの建物のガラスが壊され、この県の阿木去乎鎮では、政府機関や公安分局、衛生サービス室、鎮司法所の窓も全て割られていた。また公安分局の庭の木も切られ、テレビも叩き壊され、瑪曲県の政府の建物がある通りでは、ほとんどの店舗が破壊されていた。

毛生武・甘南チベット族自治州の代理州長(チベット族)は、「甘南は標高が高くて辺鄙な場所にあり、建設コストは内陸よりも高い。今回の暴行・破壊・略奪・放火事件によって甘南の損失は大きい」と語る。現在、事件がほぼ治まり、社会の秩序は次第に回復している。

「チャイナネット」2008年3月24日

 

  関連記事

· ラサ市救助ステーション、被害者568人を救助

· 「お金で雇われた」、ラサ暴力事件で破壊活動について供述

· ラサ暴力犯罪事件

· 14日にラサで発生した暴力事件の模様(動画)

· 各国政府、ラサ暴力犯罪事件で中国政府の対応を支持

  同コラムの最新記事

· ラサ市救助ステーション、被害者568人を救助

· 雲南省盈江県で地震発生 被災者1万5千人超

· 韓国メディアが中日韓の国民意識調査を実施

· 四川省臥竜の人気パンダ、北京で公開へ

· 14日にラサで発生した暴力事件の模様(動画)