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全世界の穀物備蓄量、60日間の需要しか満たせず
発信時間: 2008-04-14 | チャイナネット

世界で最大のコメ輸入国のフィリピンが、100万トンのコメを購入することを発表した。また多くのコメ輸出国が輸出量を削減する中、国際市場のコメの価格は8日、4日連続して値上がりし、史上最高値を記録した。

穀物の需要が増え続ける一方で、コメの栽培面積は減少し、気候変動や害虫災害などでコメの価格は持続的に急騰している。シカゴ市場の8日のコメのオファー価格は、100ポンド21.6ドルで、伸び幅は2.9%、価格は前年度の2倍になった。

昨年、国連食糧農業機関(FAO)は、全世界の穀物備蓄量が25年来の最低レベルにまで落ち込んだと警告した。またメリルリンチの報告では、小麦、コメ及びトウモロコシなどの穀物備蓄量は、60日の需要しか満たさないと指摘している。

フィリピンの首都マニラの貧民地区に住む子供(4月7日)


帰る場所のないマニラの親子(4月2日)


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