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ダライの「銀行破壊」に関する発言には根拠なし
発信時間: 2008-04-15 | チャイナネット

拉薩「3.14」暴力事件による西蔵(チベット)自治区の金融機関の被害は深刻だ。金融機関の窓口13カ所、ATM18台が壊され、その損害は合計900万元以上に達した。

これを受けて、ダライ(ダライ・ラマ14世)はこのほど、「銀行は中央からの資金を差し押さえるたために破壊された」と発言した。これに対し、中国銀行業監督管理委員会(銀監会)の西蔵管理局や、中国農業銀行の西蔵支店など金融部門の責任者は「ダライの言うことにはまったく根拠がない」と意見が一致した。

西蔵銀監会の楊宝林・副局長は憤りをあらわにし、「いわゆる銀行が中央からの資金を差し押さえたというダライの発言はでたらめだ!わたしたちはそんなことはしていない。現在、中央政府の西蔵への特別な優遇金融政策を真剣に実行に移している段階で、良好な金融サービスにより西蔵の経済・社会の発展をサポートしている」と表明した。

さらに、中国農業銀行西蔵支店の米瑪旺堆・支店長もこれに対し、「まったくのウソだ。ダライ集団は『西蔵独立』を画策し、西蔵の安定・団結を破壊している上、この言い訳には何の根拠もない」とあしらい、「実際、中央政府は西蔵に非常に関心を寄せ、支持している。西蔵自身の財政収入には限界があるため、平和解放されて50数年来、西蔵のあらゆる経費は基本的に中央財政の補助に頼ってきた。この補助はすべて特別資金専用で融通の利かないものだ」と説明した。

さらに、「各種の法規制度や各処理段階において、中央からの資金の差し押さえは無理だ。各金融部門にはすべて決算センターがあり、社会における資金の振替を随時行っている」と述べた。

「人民網日本語版」2008年4月15日

 

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