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仏AEC社会長「中国への扉を閉ざすな」
発信時間: 2008-04-18 | チャイナネット

仏AEC社のアンドレ・チェン会長はこのほど、人民網フランス語版編集部に手紙を寄せ「西側は中国への扉を閉ざすべきでない」と表明した。手紙の概要は次の通り。

先日発生した西蔵(チベット)事件は、中国と他国の間に存在する問題を鋭く浮き彫りにした。フランスで生まれ、中国に暮らすフランス国籍の華人として、また中仏企業の交流促進と両国民の文化的架け橋の構築に携わる者として、私は今回双方が巻き込まれた対立の渦に深く触れると共に、これまで経験したことのない溝を体感した。

真相に明るくない西側の人々の中で、人権軽視はすでに中国の慣例と見なされており、さらに宗教感情や外来・少数民族の非漢族文化への不理解も入り交じる。これが私たちに1つの重要な事実、つまり中国が30年間続けてきた対外開放の偉大な試みを見落とさせてしまう。私たちはマクドナルド、コカコーラ、流行音楽が中国にもたらした現代的経済と国際化の雰囲気など、いくつかの表面的な現象に目を向けるのみで、対外開放の影響が実はもっと広範で深いものであるということを意識しない。

西蔵だけを例にとっても、近年北京や全国各地の至る所に数え切れないほどの西蔵ショップがある。拉薩(ラサ)では、有名な青蔵鉄道の開通前ですら、布達拉(ポタラ)宮の参観者は文化財保護のために制限が必要なほどだった。これらの大部分は外国人ではなく中国人によるものだ。

私たちはいつも、中国政府は道路・鉄道建設に投資して西蔵を開発していると口にするが、西蔵の古廟の修繕・保護にも中国政府は同様に数億元を投資しているという事実を見落としている。その撮影地をタイトルに冠した著名な映画「ココシリ」は、チベット族と漢族で構成される保護チームと、絶滅危惧種のチベットカモシカの密猟者との戦いを描いている。映画の中の大自然の風景と命がけの保護チームのシーンは全中国に伝えられた。脚色した部分もあろうが、それでもその意義は大きい。西蔵に注目したこの作品による広範な影響は、同様に他の民族の心も打った。

(オリンピックについて)中国にとってオリンピックは何を意味するのか?私たちは通常、中国政府がこの機会を利用して強国としてのイメージの再建を図っていると説明する。だが中国国民にとっては、海外に披露し、外国の言葉と習慣を学び、全世界からの客人を誇らしく迎える最良の機会なのだ。仮にオリンピックの開幕式のみをボイコットしたとして、それが正しい決定なのか?中国の立場に立って考えてみると、もし私たちだったら、競技だけに参加して、心を込めて準備した祝賀活動には参加しないという人をどう受け止めるだろうか?客として人の家を訪れながら、主人との挨拶は拒絶するようなものだ。

「人民網日本語版」2008年4月18日

 

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