22日にニューヨークのコールゲート大学で行われたダライ（ダライ・ラマ14世）の講演では会場の外で抗議の声が広がった。会場の外では午前10時から約500人が集まって抗議デモを行い、うち50人以上は近辺の大学で学ぶ中国系学生だった。中国の国旗と英語で書かれた北京五輪のアピールや、ダライと西側メディアへの抗議スローガンを高く掲げ、デモ隊は7時間にわたって抗議を行い、「ダライはウソをつくな」、「メディアは公正な報道をすべきだ」と大声で叫び、講演会場から出てきた人に拉薩（ラサ）「3.14」事件の真相を説明した。デモ隊は米国、カナダ、西蔵から400人余りが集まり、ダライのウソと他教派の信徒への迫害に抗議した。

  ｢人民網日本語版｣2008年4月24日