外交部、ダライ・ラマがパリの「栄誉市民」になるのは中国の内政干渉

japanese.china.org.cn  |  2008-04-23

外交部、ダライ・ラマがパリの「栄誉市民」になるのは中国の内政干渉。

タグ:ダライ,パリ,チベット,フランス

発信時間:2008-04-23 13:22:04 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

パリ市議会は21日、ダライ・ラマを「栄誉市民」にする議案を可決した。中国外交部の姜瑜報道官は22日の記者会見で、「これは中国の内政への乱暴な干渉であり、中仏の関係を甚だしく傷つけ、特に北京とパリの間の友好協力関係を損なうものだ。中国側はきわめて強い不満を表し、断固として反対する」とコメントした。そしてさらに次のように述べた。

 

「チベットは中国領土で切り離すことができない一部であり、チベットのことはすべて中国の内政である。中国側はいかなる国や人物が、ダライ・ラマの問題を利用して中国の内政に干渉することに断固として反対する。ダライ・ラマの数十年来の言動が示しているように、彼は単純な宗教人物ではなく、宗教を前面に出して祖国の分裂活動を行う政治亡命者だ。ダライ集団は3月14日のラサ暴力犯罪事件などの組織者であり、企画者、扇動者である」

 

「フランスの一部の人やメディアは事実を無視し、絶えず中国に関するきわめて消極的な言論や報道を発表している。北京五輪聖火リレーがパリ区間でひどい妨害を受けたことに、中国の人々の感情はひどく傷つき、中仏関係も損害を受けた。今回、パリ市議会がダライ・ラマに「栄誉市民」の称号を与えるのは、再びチベットの人々を含む13億の中国人への由々しい挑発だと考えられ、ダライ・ラマや『チベット独立』を企む者の気勢を助長するようなものである。中国側は、直ちにフランスが効果的な措置を取って、間違った行動でもたらされたひどい影響を取り除き、「チベット独立」を企む勢力の分裂活動への黙認と支持をやめ、中国の内政への干渉を停止して、実際の行動で中仏関係を守るよう求める」

 

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「チャイナネット」2008年4月23日

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