開催中の上海市第13回女性代表大会でこのほど、市内19区・県の働く青年男女約2500人を対象として行われたサンプル調査の結果が発表された。それによると、一般的には経済的条件を重視するとみられる青年層だが、女性の場合は結婚や恋愛の目的は結婚・恋愛それ自体にあるとする人が多かった。また結婚を運命を変える「ジャンプ台」とはとらえていないこともわかった。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

青年女性に家庭を営む上で最も大切な要素を尋ねたところ、「愛情」を挙げる人が多く全体の62.5％を占めた。「家を継ぐこと」とした人は7.4％にとどまり、「経済力」とした人はわずか5.6％だった。家庭が女性に与え得る最大の支援については、60.5％の人が「感情面でのサポート」と応えた。子育ての意味として「愛の結晶を育てる」と答えた人が最も多く42.2％に達した一方、「跡継ぎ育成」とした人は9.3％にとどまった。不倫については「受け入れられない」とした人が最も多く38.2％に上った。興味深いのは青年男性も「受け入れられない」とした人が最も多かったことだ。

「人民網日本語版」2008年4月25日