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五輪開・閉幕式プロデューサー・張芸謀氏に聞く
発信時間: 2008-08-25 | チャイナネット

張芸謀氏:閉幕式の演出には、地下から出現する昇降台など、開幕式で使われた多くの主な装置が再び使用されます。私たちは中心舞台を利用し、「記憶の塔」を演出します。この25メートルの高さの塔は、聖火が消える演出と密接な関係があります。この塔が「聖火トーチの象徴」となり、またパフォーマンスが合い重なって、オリンピックの聖火は永遠に消えないことを表現します。五輪聖火はいつまでもひとりひとりの心の奥に燃え続けるのです。「記憶の塔」は、聖火が消えるのにに続いて登場することになります。これまでのオリンピックでも、聖火の消える瞬間はどれもみな感動的なものばかりでした。私たちが今回演出するセレモニーは、存分に趣向を凝らしたものとなります。

「記憶の塔」は、聖火が消えると共に現れ、塔の上では多数の人間が燃えさかる炎をイメージしたパフォーマンスを繰り広げ、より大きく、より強く、よりインパクトのある「聖火トーチ」を表現します。聖火が消える過程では、私たちは「鳥の巣」の上端全体をつつむリング状のスクリーンを用いて、巨大プロジェクター投影技術を使用、2008北京五輪の全日程の各日のハイライトを映し出します。私たちはアスリートの皆さんが、自身が全身全霊を傾けた競技を振り返ることで、共に閉幕式を想い出の場としていただきたいと願っています。開幕式では、その演出にアスリートの皆さんが参加することはありませんでしたが、閉幕式はアスリートの皆さんと一緒に楽しみ、偉大な聖火が消えるのを共に歓喜をもって迎えることを期待しています。

記者:北京五輪閉幕式には多くの傑出した国内外アーティストが出演します。彼らは閉幕式参加をどのように感じているでしょうか?

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