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就学前の教育費、97.3%の人が「高すぎる」
発信時間: 2008-09-25 | チャイナネット

 

▽68.5%の人が就学前教育の市場化傾向の歯止めに期待

玉石混合の就学前教育は、既に一般市民の信頼を失っている。調査の結果、61.4%の人は就学前教育について「教育の質がバラバラ」、60.7%の人が就学前教育を「各種知識を詰め込んだ幼稚園の小学校化であり、子供への負担が大きすぎる」と回答している。

「就学前教育は教育の質が原点」。天津のある大学で教鞭を執る厳さんは、大学附属幼稚園が自分の子供に詰め込み教育を行いすぎだと嘆く。「屋外活動は非常に少なく、教室内で授業ばかりしていて、子供が生き生きとしていない」。

今回の調査の結果、一般市民の就学前教育で期待する教育内容について、以下のような順序が明らかになった。 ▽「子供の知的欲求を高め、子供の学習能力・思考能力を高める」(28.9%) ▽「子供の交際・協調能力を高める」(21.0%) ▽「子供の環境適応能力を高める」(18.7%) ▽「子供の各種潜在能力を高める教育」(17.6%) ▽「子供の体を鍛え、子供の体の健康を増進する」(13.0%)。

調査によると、55.1%の人は就学前教育の教師の質が低いと回答、また52.4%の人が幼稚園の教師について、「資格なし。ただ子供のお守りをしているだけ」と手厳しい回答をしている。

また今回の調査の結果、現在の就学前教育問題をいかに解決するかについて、68.5%の人は、「就学前教育の市場化傾向に歯止めを掛け、教育の公平問題をより考慮する必要がある」と回答。以下、▽「政府の就学前教育の重視と投入資金の増資」(64.2%) ▽「政府は幼稚園教師の育成を重視し、幼稚園教師の質を根本的に向上させるべき」(57.4%) ▽「管理を強化し、乱れた費用徴収システム、不法幼稚園の取り締まり」(42.2%)――となっている。

「人民網日本語版」 2008年09月24日

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