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紙の船で海に挑戦 櫂は卓球のラケット
発信時間: 2008-10-15 | チャイナネット

 

 

紙の船で海に出航するという不思議なことを、化学教師の朱亜林さんが成し遂げた。朱さんは自分で作った紙の船に乗って、14日に福建省厦門(アモイ)近くの海域で、10分をかけて800メートルを漕いだ。

 

この紙の船は長さ190センチ、底部の厚さは5センチ。普通の紙と小麦粉の糊で作った。櫂は卓球のラケットだ。

 

朱さんが乗った紙の船は、満潮で波が大きくなった時に海に入り、波に揺られて少しずつ前進した。しかし朱さんは急な高波で船をコントロールできず、あやうく後ろ向きになりそうだった。

 

5分後にようやくよい状態を取り戻した朱さんは、満潮の力を借りて岸に向かって速く漕いだ。ところが岸まで10メートルのところで再び高波が襲い、船が傾いて水が入ってきたが、幸いなことにすでに岸にたどり着いていた。

 

朱さんは、紙の船での航海は非常に刺激的なスポーツで、波への対策については、船の底部の面積と重量をさらに増やすと話している。

 

「チャイナネット」2008年10月15日

 

 

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