中国青少年社会サービスセンター等がこのほど発表した「未成年者インターネット利用状況調査報告」によると、調査対象となった国内の未成年者のうち、インターネットを利用したことがある未成年者の比率は85.6%となった。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
同報告によると、未成年者が主にインターネットを利用するのは自宅で、日頃からインターネットを自宅で利用する未成年者は調査総数の71.90%に上った。未成年者のインターネット利用の目的としては、娯楽や暇つぶしが最も多く、その比率は58.50%となり、2006年の45.05%に比べて大きく増加した。
今回の調査では、未成年者のインターネット利用頻度について、1週間以内に少なくとも1回はインターネットを利用している未成年者が総数の66.70%を占めていることがわかった。また、インターネット利用1回あたりの利用時間は2時間前後とそれ以下ェ71.50%となった。そのうち毎回2時間前後利用すると回答した未成年者は29.00%に達した。
未成年者のインターネット利用状況を全面的かつ正確に把握すべく、中国青少年社会サービスセンターは中国社会科学院青年センター、中国青年政治学院と共同で、昨年8月から11月にかけて、北京・上海・重慶などを含む10省・自治区・直轄市で調査を展開、調査対象となったのは9歳~16歳の未成年者およびその親・教師で、計7700通のアンケート用紙が配られた。
「人民網日本語版」 2008年10月15日 |