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瀋陽市政府に市民が接待費などの収支開示を要求
発信時間: 2008-11-17 | チャイナネット

遼寧省瀋陽市の市民・温洪祥さんはこのほど、瀋陽市政府の各機関と各区県(市)政府に対して、事務費、接待費、出張費、事業性経営収入などの収支記録と、政府各機関の年度財務監査結果の開示を求め、市の財政局・監査局・政務公開弁公室などに「瀋陽市政府情報公開申請表」を提出した。

■申請人「賛助金、接待費などは開示すべき」

給与、福利、財政投入金、下級機関の上納金、その他機関の賛助金、事務費、接待費・・・・・。温さんは「申請表」に、瀋陽市の60の政府機関と各区県(市)政府が開示すべき21の収支項目を列挙した。もし申請が認められれば、政府60機関の出費がすべて社会に公開されることになる。

弁護士である温さんは「政府の歳入は納税者が納めたもの。1人の公民、納税者として、それぞれのお金がどのように使われたのかを知る権利がある。これは『政府情報公開条例』によって公民に与えられた権利だ。政府情報に対する公民の知る権利の行使であると同時に、政府活動に対する一種の社会的監督だ」と話す。

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