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大陸部と台湾の海運直行便・直行チャーター便・直接郵便がスタート
発信時間: 2008-12-16 | チャイナネット

▽北京ー台湾の空路1100キロ短縮

大陸部側の海峡両岸関係協会と台湾側の海峡両岸基金委員会が11月4日に締結した海運直行便・直行チャーター便・直接郵便の「三通」が今月15日から正式にスタートした。

「三通」協議の中で海峡両岸(大陸部と台湾)の市民が最も関心を寄せているのは直行チャーター便だ。

従来の週末チャーター便だと、香港飛行情報区を経由して大きく回り道をしなければならなかった。しかし15日からは毎日直行便が運航する。北京から台北へのルートだと、浙江省東山から東南方向に276キロ飛行すれば台北北部に到着する。この「北ルート」は週末チャーター便に比べて1100キロ短縮される。

同じルートで上海から台北に飛ぶと1000キロの短縮となる。旅客機320のスピードだと、飛行時間1時間20分と燃料8トンを節約できる。

従来の週末チャーター便は大陸部の5都市で週に18便しか就航されていなかった。今後は21都市で週54便が運航し、離着陸空港は4倍以上、便数は3倍に増えた。

しかし21都市のうち、直線の「北ルート」を飛行できるのは12都市のみで、廈門(アモイ)など華南地区の9都市は依然として香港を経由しなければならない。地理的な関係からこの9都市は「北ルート」を飛んでも航路を短縮できない。この問題について、大陸部と台湾の飛行管理当局は、南部の都市でも直行便が利用できるよう「南ルート」に関する話し合いを進める考えだ。

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