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大陸部と台湾の海運直行便・直行チャーター便・直接郵便がスタート |
発信時間: 2008-12-16 | チャイナネット |
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▽コンテナ船の輸送時間が半減 海運直行便が始まれば、大陸部と台湾を往来する船は第三の地を経由する必要がなくなる。また、今回双方が開放する港湾(港区)の数には目を見張るものがある。 大陸部と台湾を往来する船は日本の石垣島など第三の地に寄港する必要がなくなるため、多くの経費が削減される。1万トン級のコンテナ船であれば、通関費用や燃料費などを含め1隻当たり2万ドルの出費が抑えられるという。台湾の「大陸委員会」の統計によると、海運直行便は毎年約8億2千万台湾ドルの輸送コストと、約半分の輸送時間を節約できる。今回開放される港湾(港区)は、大陸部では大連、上海などの63カ所、台湾では高雄、基隆の11カ所にのぼる。 一方、大陸部と台湾の郵便物については、これまで長年にわたって直接郵送ではなく、香港や日本などを経由する必要があった。台北から北京や上海への速達は5潤オ7日がかりでようやく届けられ、普通郵便だともっと時間がかかった。これだと時間だけでなく、経由地での手続き料などが発生し費用もかかる。 今後は空輸や海運により郵便物が互いの郵送処理センターに直接輸送されるようになる。大陸部と台湾間の郵便物の取り扱い場所の増設や調整も検討されている。直接郵便の実施によって郵便物の輸送時間だけでなく、コストも節約できるようになる。 従来大陸部と台湾間では書簡しか取り扱っていなかったが、今後は書簡のほかにも小包やEMS、郵便為替の業務も行われる。 |
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