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北京の今年の猛暑日は観測史上2番目の11日
発信時間: 2009-07-03 | チャイナネット

この日の北京の最高気温は38度で、高温が続く北京で日傘は必需品だ(7月2日)

 

北京市気象局は2日に記者会見を行い、6月下旬の北京の平地の平均気温は1951年と同じ28.8度で、6月30日までに35度を超えた日は、1952年と1965年の13日に次ぐ観測史上2番目の11日だったと発表した。

10年の平均値を超えた6月の北京

今年の北京の6月は、去年に比べて非常に暑い。去年6月は北京で35度以上の日はなく、7月はわずか3日だけだった。しかし今年は気温が高くて降水量が少なく、高温の日が早く訪れた。

北京市気象局気候センターの張青高級技師は、「6月に35度以上が観測されたのは8日で、いつもの年の2.5日と、10年の平均値である4.9日より多かった。それに6月24日には南郊観測所で39.6度を観測し、6月下旬としては1951年以来だった」と話す。

7月の予想は?

今年の6月に高温が続いた主な理由について北京市気象台の孫継松首席予報員は、寒冷前線の移動が違っていたためだと説明。また北京市の7月の天気について張青張青高級技師は、7月は1年中で最も高温の日が多い月で、今までに41.9度を観測しているが、7月に極端に気温が上昇する可能性は、中旬から下旬の天気の情況を見定める必要があると言う。

「チャイナネット」 2009年7月3日

 

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