国際オリンピック委員会(IOC)は13日、ドイツ・ベルリンで理事会を開催、五輪新規正式競技にボクシング女子を追加することを決議したほか、ゴルフ、7人制ラグビーについて2016年夏季五輪の正式競技に推薦するとした。
IOCのロゲ会長は、ボクシング女子を2012年ロンドン五輪の正式競技とすると述べた。ボクシング男子は五輪の伝統競技のひとつであり、女子は初めて五輪正式競技となる。
IOC理事会はさらに五輪の新規実施競技について7種目の候補から2種目への絞り込みを行った。候補に挙げられていたのは、野球、ゴルフ、空手、ローラースポーツ、7人制ラグビー、ソフトボール、スカッシュの計7種目。野球、ソフトボールなどの競技については五輪からの除外を決定した。
IOC理事会は幾たびにもわたる投票を経て、ゴルフと7人制ラグビーを2016年夏季五輪の正式推薦競技に選出、両種目については今年10月にコペンハーゲンで開催されるIOC総会で最終審議が行われる。
「人民網日本語版」2009年8月14日